麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
区分 | 第2類医薬品 |
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この漢方薬について | 体力が低下した方や、高齢者では、風邪をひいても寒気だけで熱はそれほど高くなく、 水っぽい鼻水や喉の痛み、体のだるさなどを訴えることがあります。 麻黄附子細辛湯は、このような体力虚弱で、寒気や手足の冷えがある方の感冒、気管支炎、気管支喘息に効果があります。 また、アレルギー性鼻炎には通年性、季節性を問わず効果があり、冷えによる神経痛にも応用されています。 |
効能・効果 | 体力虚弱で、手足に冷えがあり、ときの悪寒があるものの次の諸症: 感冒、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支喘息、神経痛 |
構成生薬 | 麻黄(マオウ)・細辛(サイシン)・附子(ブシ) |
価格 | 90包(30日分):5,940円 |
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麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
区分 | 第2類医薬品 |
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この漢方薬について | 麻杏甘石湯は、ぜんそくの激しい席に用いられる漢方薬ですが、一般に痰のあまりでない咳の発作に用いられ、 咳きこむと喉が渇き、頭部にびっしょり汗をかくような場合に効果があります。 また、痔の持病のある方で、咳きこんだりしてその部分に響いて痛むときにもよく使われます。 |
効能・効果 | 体力中等度以上で、咳が出て、ときに喉が渇くものの次の諸症: せき、小児喘息、気管支喘息、気管支炎、感冒、痔の痛み |
構成生薬 | 麻黄(マオウ)・甘草(カンゾウ)・杏仁(キョウニン)・石膏(セッコウ) |
価格 | 180錠(20日分):4,730円 |
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麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)
区分 | 第2類医薬品 |
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この漢方薬について | 神経痛や関節痛は、汗をかいた後冷たい風にあたったり、湿気の多いところに長くいたり、 午後になって気温が下がったりすると、熱を持ち腫れて痛み大変つらいものです。 麻杏薏甘湯はこういった症状の原因となる体内の水毒、炎症などに効果があります。 |
効能・効果 | 体力中等度なものの次の諸症: 関節痛、神経痛、筋肉痛、手足の荒れ(手足の湿疹・皮膚炎)、いぼ |
構成生薬 | 麻黄(マオウ)・甘草(カンゾウ)・杏仁(キョウニン)・薏苡仁(ヨクイニン) |
価格 | 144錠(12日分):3,300円 |
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麻子仁丸(ましにんがん)
区分 | 第2類医薬品 |
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この漢方薬について | 麻子仁丸は、潤下作用(腸を潤し、船頭を促す)のある漢方便秘薬です。便が固めの常習便秘に用いられます。 |
効能・効果 | 体力中等度以下で、ときに便が固く塊状なものの次の諸症: 便秘、便秘に伴う頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)・食欲不振(食欲減退)・ 腹部膨満・腸内異常発酵・痔などの症状の緩和 |
構成生薬 | 麻子仁(マシニン)・杏仁(キョウニン)・大黄(ダイオウ)・枳実(キジツ)・厚朴(コウボク)・芍薬(シャクヤク) |
価格 | 90包(30日分):8,800円 108錠(12日分):4,730円 |
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味麦地黄丸(みばくじおうがん)
区分 | 第2類医薬品 |
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この漢方薬について | 咳は一般に肺や気管支などの疾患によって発症するものです。 一方、漢方では腎虚といわれる老化によって発症するという考え方があります。 漢方では、「呼吸」の「呼(吐く息)」は肺がコントロールし、「吸(吸う息)」は腎がコントロールすると考えています。 したがって、老化によって慢性化した呼吸の障害(特に息が深く吸えない、息苦しい)がある場合は、 腎虚によると考えて治療します。そのような時に用いられるのが味麦地黄丸です。 味麦地黄丸は、老化(腎虚)の色々な症状を伴う、からぜき、手足腰の痛みやしびれ、 小便の出が少なかったり多かったりする排尿異常、視力の衰え、乾燥による皮膚のかゆみや口の乾きなどに 用いられるお薬です。 |
効能・効果 | 体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、ときにせき、口渇があるものの次の諸症: からぜき、息切れ、下肢痛、腰痛、しびれ、排尿困難、頻尿、むくみ、高齢者のかすみ目、かゆみ |
構成生薬 | 地黄(ジオウ)・山茱萸(サンシュユ)・山薬(サンヤク)・牡丹皮(ボタンピ)・沢瀉(タクシャ)・茯苓(ブクリョウ) 五味子(ゴミシ)・麦門冬(バクモンドウ) |
価格 | 90包(30日分):13,200円 |