痛みの漢方

我慢しないために

神経痛や関節痛などのからだの痛みは中高年の症状というイメージもありますが、
最近は職場での冷房、梅雨時期の湿気などで、あらゆる年齢の方がお悩みになっています。
痛み止めを服用するという方法もありますが、痛みの原因を取り除いて
痛みを和らげる漢方薬を試してみませんか?
痛みの原因には自然環境による風、湿、寒邪などがあります。


風湿寒邪のすべて

痛みしびれの代表処方 独活寄生丸 腰痛・関節痛・足のしびれ・痛み全てに
温めると改善する、腰痛、関節痛、足のしびれ、痛み

寒湿邪

夜に悪化してしまう 疎経活血湯 運動不足、内勤・ドライバーの人に
肩こり 独活葛根湯 血行が悪く、冷房で悪化する人に
四十肩、五十肩、肩こり、寝違え
冷えてるのに
関節だけ熱を持つ
(寒湿邪に熱邪が加わる)
桂枝芍薬知母湯 慢性関節痛の急性増悪時に

風湿邪

雨の日に痛くなる ヨク苡仁湯 関節が腫れている、重だるい痛み
関節痛、筋肉痛、神経痛

風寒邪

冷えると痛くなる 麻黄附子細辛湯 冷えて痛み、温めると改善する人に
急な痛み・痙攣に 芍薬甘草湯 こむらがえり、筋肉の痙攣に

熱邪

打撲・捻挫に 治打撲一方 打撲、捻挫など外傷による痛みに