味麦地黄丸(みばくじおうがん)
この漢方薬について | せきは一般に肺や気管支などの疾患に よって発症するものです。一方、漢方では 腎虚といわれる老化によって発症する という考え方があります。 漢方では、「呼吸」の 「呼(吐く息)」は肺がコントロールし、 「吸(吸う息)」は腎がコントロールする と考えています。したがって、老化に よって慢性化した呼吸の障害(特に息が 深く吸えない、息苦しい)がある 場合は、腎虚によると考えて治療を します。そのような時に用いられる のが味麦地黄丸です。 老化(腎虚)の色々な症状を伴う からぜき、手足腰の痛みやしびれ、 小便の出が少なかったり多かったりする 排尿異常、視力の衰え、乾燥による 皮膚のかゆみや口の乾きなどに用いられる お薬です。 |
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効能・効果 | 体力中等度以下で、疲れやすく 胃腸障害がなく、ときにせき、口渇がある ものの次の諸症: からぜき、息切れ、下肢痛、腰痛、 しびれ、排尿困難、頻尿、むくみ、 高齢者のかすみ目、かゆみ |
価格(税込) | 90包:13,200円 |